メルケルの放ったブーメランが、ブリカス選挙で盛大に舞い戻ってきたように見える。
投票の行方を追うように、最高値の106.775ドル/円をつけ、そのまま98.907ドル/円まで急降下!
その差8円の高値!かつて見たこともない相場が繰り広げられた。
思い出すこと2015年の秋、はすみとしこがとんでもないポスターを書いてSNSを驚かせた。
その後、絵本になって出版されたので知っている方も多いと思う。
この本に出てくる彼女たちは、みんな美女だ。それがまたいい。
海外からも多くの共感を得た。アマゾンでもトップランキングになった。
安全に暮らしたい 清潔な暮らしを送りたい
美味しいものが食べたい 自由に遊びに行きたい
おしゃれがしたい 贅沢がしたい
何の苦労もなく 生きたいように生きていきたい
他人の金で。 そうだ 難民しよう!
当時これを推進しまくったのがメルケルだ。
その結果100万人以上の難民がドイツほか、ヨーロッパ全域に押しかけた。
まともな保護措置もできないまま、凶悪犯罪まで発生したところで、メルケルはお花畑のようなことを言い出した。
ドイツ メルケル首相
「ドイツに来る難民の数を大幅に減らす。戦争が終わったら帰ってもらう。」
「国境や移民の監視を強化すれば、問題は解決する。」
それは無理だよおっかさん!
一度増えた難民、一度文明国の味をしめた難民は、二度と帰るはずがない!
日本を見てほしい。戦後から現在まで、200万人の在日難民が居座っている。
口では不満を言うが、テコでも祖国へ帰ろうとしないのが特徴だ。
これが難民を受け入れるということだ。
これに懲りた日本は、経済難民を受け入れることはもうない。
そんな中、栄華の歴史を誇る大英帝国だけは、国民を挙げて最初から猛反対だ。
その結果、生活を脅かされるようになり、難民問題がきっかけで、今回の脱欧国民選挙につながった。
そのあたりは、以下に書いたのでご覧ください。
とにかく、メルケルの放った移民受け入れ政策は、盛大なブーメランになって、世界中にぶっ刺さったという結末だ。
政府高官、国際金融協会より、今回のインパクトによる「リーマン・ショック級のリスクを警戒」との発言が報道された。
ん? これを聞いて、伊勢志摩サミットでの、安倍首相の発言を思い出す方は多いと思う。
日本の歴史を直視している安倍ちゃんなら、こうなることはわかっていたんでしょうね。
メルケルの能天気を真近に、とてつもないブーメランが舞い戻ることを予見したサミットだったと思います。
はすみとしこも見抜いていたし、2ちゃんねるもヤバいという見方が多かった。
しかし、キャメロンは可哀想でしたね、世論に押されて移民10%の制限政策を出した。
しかし甘かったのだ。キレイ事で片付く相手じゃなかったのだ。
結局、メルケルもキャメロンも、かつての日本のように甘々。しっかりと懲りて欲しいと思うのだ。
では、今後はどうなるのだろう。
経済産業研究所が興味深い統計を出している。以下に引用する。
上のグラフは、リーマン・ショック後のGDPの回復推移。
緑が日本で、アメリカが紫、ユーロが赤。
日本とユーロは、GDPの回復力が遅々として進んでいない。それでもこの生活が維持できている日本の経済は、相当にケアされているだろう。文句ばかり言ってる場合じゃねーと思うよ。
てま、下のグラフは、景気が今のような山のとき、何の投資が進むのかを示すグラフ。
これは日本だけだが、住宅投資の一人勝ちである。
現在、マイナス金利で、住宅金利も有利になっている。
今後有望な業種として、当面は住宅関係も見逃せない。
そんなこんなで、消費税を先送りした安倍ちゃんの政策は正しかったと思う。
それに真向から噛み付いていた野党には政治を任せられないこともハッキリした。
この選挙前に踏ん切りがついてよかったと思おう!