美人すぎる同じ顔コンテスト
韓国では毎年7月、美人すぎる同じ顔の美人コンテスト「ミスコリア(MISS KOREA)2016」が開催される。
今年は1957年以来60回の伝統行事となり、ミスユニバースエントリーを含む、7名の受賞者が決まった。
毎年言われているが、2011年以降はみんな顔が同じだ。
日本人医師によってもたらされた美容整形
ミスコリア 2016(MISS KOREA 2016)が、韓国の大手新聞社「韓国日報」の主催で開催された。
ミスコリアは、1957年から続く、韓国起源とはいえないが、それでも伝統あるミスコンだ。
当時の韓国人候補は、独特の目が細くエラが張った容貌のせいで、美貌を競うミスコンには無理があると考えていたという。
実はそういう容姿を「アジアン・ビューティー」と好む日本人や海外ファンが多かったにもかかわらずだ。特に日本からの視線に自尊心が耐えられなかったと聞く。水商売という伝統的な国技を否定したかったこともあるだろう。
そこで、目がくっきりとした南方系女性とのハーフ・クォーターをエントリーさせたり、独特のドギツいアイメイク、挙句の果てには容姿とは異なる「知性」といった見えない魅力までが登場。
外見を競う勝負のはずが、内面やコネまで対象にし、形よりも感情を優先させる韓国独特の文化が余すところなく注ぎ込まれ、ミスコリアは今日まで発展してきた。
その後、2011年、日本から突如現れた救世主「高須克弥(通称かっちゃん)」の登場で、ミスコリアは一変する。
エントリーする女性が一気に美人すぎるほど美人化して、みんなが同じ顔になったのである。
参考までに、2015年度のエントリーを見てみよう。
その前年は、世界的に整形疑惑を噂されたためか、顔の輪郭がわからないほどアングルを変えて並べている。
なお、2016年は、エゲツないアングル変更は控えられたものの、顔の角度を微妙に変えたりして違う顔を装っていた。
なので、できる限り目線を水平にし、各候補を平等に見られるようにしておいた。
こうしてみると、やはり同じ顔エントリーは健在である。入口はきっとそれぞれ違うのであろうが、ゴールがいっしょ!もはや韓国の様式美と言っていいだろう。
ミスコリアでは、韓国式の金・銀・銅を表す、眞(真)、善、美のタイトルをファイナリストたちが奪い合う。
2016年のファイナリストは34名、ここから7名の入賞者が選ばれた。
本来、朝鮮語は、人間が優劣なく追求すべき理想目標として、学問・道徳・芸術を三要素として挙げており、その意味を一文字に込めたものがタイトルになっている。
他の国は、こんなこと理想ではなく、実践済みだというツッコミはナシだ。
で、その三要素がなんで1位~3位のタイトルになるかというと、朝鮮文化のおかしなプライドが由来にある。
先にも述べたが、韓国人は自尊心が強い。
それゆえに、2位が3位よりも優れていて、さらに1位は2位よりも優れていることを素直に認められないのだろう。
さらに3位が2位に劣っているとか、もう発狂してしまい、感動の表彰式など進まないのだろう。だからタイトルには優劣の意味はないのだ。
写真には一応、金銀銅の★印をつけておいた。
- 金の星: 眞(真)は1名、ミス・ユニバース韓国代表になれる。
- 銀の星: 善は2名
- 銅の星: 美は4名
個人的感想を述べると、眞の1名よりも、善の2名よりも、美の4名よりも、他に美女らしい美人はいると思うぞ。
これが容姿以外の魅力なのだろう。わからんわ。
同じ顔になる韓国の整形手術は日本のせい?
ミスコリア(MISS KOREA)は、別名「整形外科医技能コンテスト」と呼ばれているそうた。そういう経緯があるからこそ、ファイナリストのビフォー・アフターの写真が流出する。
さて、もう一度この写真を見てみよう。2012年以降になると最近良く見かける顔立ちになった。しかしその後4年間はまったく変化がない。。
普通、最新流行を追い求める女性のメイクは、数年どころか1年もあればガラッと様変わりする。
だが、韓国に限っては、もう何年もテレビで見慣れた韓流アイドルの顔が2011年以降のっぺーりと続いているのだ。それこそ冬ソナから。
その答えは、かの有名な「Yes! Takasu.」のかっちゃんこと「高須克弥」にあった。
彼は、2011年に「世界美容外科学会」の会長になってから、韓国への美容整形の普及に心血を注いで貢献した。
本当に韓国を支援したかったのだろう。その志には頭が上がらない。
しかし相手は韓国人、やはり韓国人だったのだ。高須克弥はこう語る。
「どんな顔でも造形できるような繊細かつレベルが高い技術が (韓国に) あるわけではない」
「流行りの顔をつくるための簡単な技術だけを持っている医者が多いってことだ」
その上で、当時のことをこう話す。
「韓国に美容整形の技術を教えたのは日本。」
「実は昔、日本に勉強に来ていた韓国の医者に美容整形の技術を教えたのはぼくなんだ。」
「で、その医者たちが作ったのが大韓美容外科学会。ぼくはそこの名誉会長。」
「昔はよく在日コリアンの患者をぼくが日本で手術をして、その続きや抜糸を韓国の医者に依頼した。」
驚かないが、興味深い。
ではなぜ、韓国の美容整形は全員同じ顔のワンメイクなのか?高須克弥はさらに語る。
「やっぱり韓国は技術的にまだまだなお医者さんが多いっていうこと。」
「手術に失敗するっていうことも珍しくない。」
「最近は手術に失敗した患者相手の修復専門の医者さんも増えてきている。」
「美容整形はどんどん新しい技術も出てくるし、流行りっていうものもある。」
「だから、勉強しなくちゃならないことが多いんだけど・・・。」
さすが世界のTAKASU。立場上、言えないこともあるだろう。
でも、よっくわかったよ。韓国人はパクリ以上のことはやろうとしない。やっぱり韓国人だったのだ。
金型成形かプロジェクションマッピングかくらい同じ顔
金型整形やプロジェクションマッピングといえば、日本のお家芸ともいえるハイテクやエンターテイメントである。
よもや韓国で?とお思いなのは不思議はないが、やっぱりファイナリストたちの写真を見ると、お家芸と言われるハイテク技術で、プロジェクションマッピングをしているとしか思えないのだ。