1973年の公式製品発売以来、実に40年を超えるオセロゲームの考案者、山本五郎氏が亡くなられた。
2016年6月20日死去、享年83歳。葬儀は23日。
歴代の愛好者は6000万人に及ぶといい、僕もそのうちの一人にカウントされているはずだ。
YouTubeに当時のCMはないかと探したところ・・・、あったあった、このCM好きだったよ!
人生の裏表、オセロゲーム
謹んでお悔やみ申し上げるとともに、CMを見て生前の業績に大笑いいたします!
時代は1970年代のボードゲームブームの真っ盛り。
思い出を飾りながら、長谷川五郎氏の冥福をお祈りしたい。
億万長者になるか、貧乏農場へ行くか。タカラの人生ゲーム
伊武雅之みたいなドスの利いた声のTVCMが、連日のように「億万長者になるか、貧乏農場へ行くか」・・
幼年期を過ごした人たちに、両極端な答えを求める性格形成を植えつけたゲームの筆頭です。
このゲームはベストセラーだと記憶していますので、洗脳を受けてる僕の世代はみんなカゲキなんだぜ。
このゲームの成功には、クルマの形をした持ち駒が多少なりとも貢献していると思います、
上の写真では右下のあたりにカラフルなオープンカーがあります。
その横には切り離して使うマッチ棒の形をした人間も。これを刺しながら、すごろくをしていきます。
当時は白い車がかっこいい時代。人生ゲームではまず、白いクルマの取り合いがお約束でした。
ゲームセンターへ行ってドライブゲームに陶酔できた時代。
移動する道路をハンドルで左右にクルマを動かすゲームのごとく、人生ゲームの道程を持ち駒のクルマに託していました。
前回は、ダッジバイパーの生まれた頃の空前のインターネットブームの直前を書きました。
おもちゃやゲームも同様、サーキットの狼とともに、空前のスーパーカーブームがやってくる。
そんな夜明け前の時代でした。
みんなが夢中!「生き残り頭脳ゲーム」の面白さ~♪
このゲームは名作だと思います。家族親戚同士集まると、飽きずにホントよく遊んでた。
ランダムに穴の空いた16本のレバーが縦横に重ね合わさって、静止と前と後ろの3ポジション動かせる。
横のレバーの穴が合わさってしまえば、上においてある玉が落ちるしかけ。自分の色が多く残れば勝ち。
難しいのは2枚のレバーの重なり方が、なかなか想像できないこと。
例えば、図Aのパターンの場合、下のレバーはすでに玉の下が穴で、上のレバーをずらすと一発で落ちちゃう。
また、図Bのパターンの時も、ドキドキしながらポロッと落ちる。
レバーを押さえる指先に、穴に玉がずれ落ちたりぶつかり合う感触が微妙に伝わってくるのが、ドキドキを増幅させた。
2つのゲームを紹介したが、オセロに影響されている部分が多いと感じるのであった。